「かつて、杣人が居た。」は鰊地下鉄道さんの作品です(A列車3D版では有料DLCマップとして、A列車PC版には初期同梱されている『水と絶壁の間で』の作者でもあります)
鰊地下鉄さんは他にも
ご自身のブログで3D・PC版の自作シナリオを公開しています。また、これらのシナリオはA列車3Dwikiには載せられていません
自分は資金稼ぎの方法を見つけた後はほぼ放置でクリアできましたが、開始状況が通常シナリオと比べ余裕がない為、仕様を理解しているか否かで人によって難易度が違って見えると思います
目標の利益金額が低く設定されてる上に選択肢が限られている=それを探し当てればクリアまで一直線だったので、クリアまでのプレイ時間はかなり短く済みました。そのため万が一失敗してもすぐやり直しが利きます。
攻略記録を書いておいて言うのもアレですが、最初は自らチャレンジしてみた方がこのシナリオを楽しめると思います
開始時状況
・開始年は2002年。物価が高い平成時代になっている上に初期資金まで少ないことから、取れる選択肢が限られている。資金はいばらの道では約2000万、標準でも5億程度となっている
・資源貯蔵上コマンドが禁止されている。これにより好きな場所に子会社・駅を建てることは不可能
・各クリア目標利益は低めだが子会社は自力で建設できないため、年間子会社利益を達成するにはマップ内に点在するリゾート施設を買収する様社員より推奨されている
・子会社は3つ保有しているが、全て老朽化している。ペンションAと範囲内の木材を全て伐採した生産0個の伐採所、休止中の港
資源
・マップ内に置かれている資源貯蔵場は資材・木材・農産の3種、どれも付近に資源生産施設は存在しない。伐採所は点在しているものの、全て周囲の樹を狩り尽くしており生産数は0個
・桜鋸営林署付近には資材・木材置き場が近場に置かれている。
・資材置き場はマップ北の岸壁にも存在するが、ここは資金・地形の問題で活用は無理そう
・西に線路を引き隣町間を結ぶ貨物線路の建設を提案されるが、それを実行できる資金は借金しても届かなさそう
・会話シーンでは「昔は伐採した木材を川の港から運搬していた」と言っていますが、シナリオ中だと港は地形上の問題で船が侵入できないと表示されました
初期車両
・開始時から全種を1編成ずつ保有しているが、リゾート特急「彩雲」以外の車両は車歴が30年近く経過しており老朽化が激しい。そのせいで運行費も購入時より高くなってしまっている
・車は性能がデフォルトのリアエンジンバス。トラックと路面電車は保有車・設計図共に無し
俯瞰カメラ
①津配駅
②小屋部橋梁
③津配信号場
④山支南鉄橋
⑤鷲見矢駅
⑥山支南デルタ線と多賀輪山口駅
⑦小屋部森林資源搬出港駅
⑧北鷲見矢乗降場
⑨鷲見矢営林署駅
⑩凡平・桜鋸分岐
⑪凡平営林署駅
⑫桜鋸営林署駅
⑬桜鋸集落
⑭子会社「多賀輪ヒュッテ」(ドイツ語で山小屋の意)
⑮・⑯山中に点在する施設
⑰山中のタワーB
⑱・⑲ マップ北に存在する資材置き場。利用するのは現実的ではない
⑳北東の別荘地
㉑ マップ西の線路、周りに施設は何もなく隣町と接続もしていない。多分未成線の設定
3Dカメラ
①鷲見矢駅
②津配駅
③多賀輪山口
④津配信号場
⑤北鷲見矢乗降場
⑥凡平営林署駅
⑦小屋部森林資源搬出港駅
⑧桜鋸営林署駅
⑨分校前
⑩山支南鉄橋
その他
・テーマは山岳地帯の森林鉄道&別荘地を舞台とした低開発とのこと。鰊地下鉄さんのブログや会話シーンでその設定を知ることが出来ます
・杣人(そまびと)は林業を生業とする人の呼称。自分は言葉自体をこのシナリオで初めて知りました
・山中の東京タワーは
恐らく比率調整目的か山中の鉄塔に見立てたオブジェ。鰊地下鉄さんの他のシナリオでも似た様なタワーBが山間部に置いてあったような