駅等に勾配バグを適用する際の注意事項
・駅を建てる前に勾配バグ用の勾配線路を仕込んでください。逆に駅設置→勾配バグを仕込むという順番でやると、対象の駅を消せなかったり勾配バグで削った駅のマスに建設できない場合がある。
・勾配バグで駅ホームの一部を消すと、その駅はダイヤ調整ができなくなり列車は停車せず通過するようになります。
・勾配バグで駅を全て消しても、マップには存在していないのに駅リストには存在している状態になります。勾配バグと土地造成（コンストラクションモード専用コマンド）等で別の構造の駅を再現する場合はその状態を活用する方法がありますが、そうでない場合は駅リストがややこしくなるのでそこから撤去しておいた方が良いです。
 
・駅を改築（ホーム長、ホーム数、駅の種類を変更）すると勾配バグで消した部分が再び出現します。その際に改築をキャンセルすると消した部分が復活したり、地下基礎が地上に召喚されることが場合によってあります。
・勾配バグの使い方によっては地上に地下基礎が出現することがあります。ただ基礎は地上と地下どちらにあっても勾配バグで撤去できるので問題はないです。
・勾配バグで消えた駅跡地は自社用地扱いになる。そこには他の駅や線路を、土地を売却した後なら子会社や河川なども設置できる。

以下のようなことが可能になります
・各駅のパーツを組み合わせる
・橋上駅の出入口を片方だけにする
・地上駅の島式版をつくる
・駅ホームを消し駅舎を別の建物の再現等に利用するetc
   

立体交差駅
①勾配バグを仕込み、先に上になる駅を勾配線路上に建てる
②勾配線路上の駅を撤去し勾配線路も撤去すると、消したマスに駅等を設置できるようになる。
   
画像の組み合わせ以外の高架駅同士（2Fホームと3Fホーム）等でも可能です。

2層駅（京成電鉄青砥駅、京急電鉄京急蒲田駅、名鉄太田川駅等）
　上の立体交差駅とほぼ同じ手順です。2層駅は下側を設置するとき回送表示を上の奴が出ないようにすると設置しやすい。
①勾配バグを仕込み、先に上になる駅を勾配線路上に建てて駅舎部分を撤去する。
②撤去されたマスに駅等を設置する。また真上の駅と重なる位置に駅を置く際上の駅が邪魔で設置しづらい場合は、階層表示（右上のコンパスマーク）をいじり上の駅が出現しない高さにすると設置しやすくなります。

上になるのが高架駅（2F）でも同じように駅舎部分は撤去可能なので、1Fと2Fがホームの2層駅も可能です。

　駅がこのように重なっている場合で上の駅を撤去すると、下の画像の様に下の駅も消えるのですが駅リストには残っている現象が起こります。駅リストがややこしくなるのが嫌な場合は撤去しましょう。


島式地下駅
①B1に島式地下駅を建てる場合はB1～B2に接続する勾配線路を元に勾配バグを仕込みます。左下から右下になるのですが、地上で勾配バグを行う時より見た目が分かりづらいのでよく確認してください。以下の作業は階層表示（右上のコンパスマーク）を断面図モードにしておくと作業しやすいです。
　また地下2F以下に島式地下駅を建てる場合は上記の解説の階層から下げた分だけ勾配線路の階層も一つ繰り下げてください。

 ②勾配線路上に消したい地下駅の部分が重なるように置き、その部分を線路撤去モードで撤去する。駅舎1面2線の島式にしたい場合は2面3線の地下駅を作り、改札と改札に接しているホームを消しましょう。
　また地下駅が地上より2階層下にあると、ホームとその上までしか消せず駅舎が残るので、複数回勾配バグを使って駅舎や階段通路を消すことになります。その現象を利用して駅舎だけを別の建物の再現に見立てる利用することもできます。
 
 

駅屋根・自由通路・空中通路・ペデストリアンデッキ
駅より上となる駅屋根役の高架線路（道路）を先に建てます
①勾配バグを仕込んでからその上に高架線路を引き、橋脚を全て消して駅屋根のように駅の上に設置します。

②駅屋根の下に駅や道路を設置する。

また道路と線路でいくつか違う点があるので、場合によって使い分けできます。
道路の場合
・床版に起伏あり
・柵が灰色

線路の場合
・床版はまったいら
・高架線路がくっつくことを利用して天窓の様なものを作れる。
・高架線路に有道床と無道床の2種があるので使い分けられる
・柵が水色
 

　元々のホームと駅屋根（高架線路製）は色が近くフラットな形状なので、カメラ位置を変えると同じ1つの屋根っぽく見せることができます。