人口&総資産増加はマップ内を単純に開発していけば達成できますが、今回の舞台は平地が少ない孤島なので、開発余地が少なく隣町も使えなかったりと選択肢が限られています
『過密地域の開発』という、
今作の公式シナリオには同梱されていなかったタイプの攻略シナリオとなっています
※1
自分は最初にプレイした際、駅傍の開発地域に製油所が建ってしまったり、平地を上手に開発できず見た目が汚くなったのが嫌で一度やり直しました。そのせいで画像が1・2回目とで混在しているかもしれません
※2
コペハ鳥さんの攻略記録
別ブログの記事になりますが、同シナリオの攻略記録を見つけたので貼っておきます
1-1 攻略に関係する情報
実施した作業は路線引いたり資材運んだりたまに工業会社を建てて……てな感じで、開発自体は特に変わったことが無いままクリアできたので攻略に関する情報は先にまとめておきます
発展しやすい状態になっており初期資金も多かったりと難易度は高く無いので、雑にプレイしてもクリア自体は可能そうです
比率調整
最初期の住宅比率は低いものの、人口が増えると100%間近まで上昇するので
①製油所・火力発電所を建てて工業比率上げ&売り出しで資金稼ぎ
②発展が進んだら駅ビルCに改築して運輸比率上げ&駅売上で資金稼ぎ
③線路を地下に建設して運輸比率上げ
等の方法で調整しないと住宅が自然に建たなくなります。次の記事でクリア時の街の様子と産業比率を載せるので気になる方は参考にしてみてください
1日の乗降数
利用率が高く街が各所に存在しているので、路線はどこに引いてもある程度の集客を見込めます。自分が最初期に走らせていた路線(駅数:5、1周:3時間、停車本数:90分に1本)での
乗降数は3000~8000人でした。いきなり駅ビルを建てても利益が出る人数です
資源
隣町が無いので都市内⇔海外間でしか取引できず、価格差もそこまでない。そもそも島内で生産可能な資源は資材程度しかなく、港や消費施設(卸売市場・製油所等)も開始時にはありませんので、このシナリオでメインの資金源とするには手間がかかる上場所も取ってしまう
子会社の売却益で儲ける
建物が多く相乗効果を受けやすいので、子会社を建てて売却益で儲けるのも有効でした。駅ビル付近ならなお良し。工業は付近に多少住宅があっても海岸に面してれば高値で売れました
人口増も兼ねるならマンションDが適当(
1マス辺り75人と人口密度が高い、1×2マスと場所を取らない、比較的安価)
子会社を大量に建てるなら建設費用を5%割引きできる大突貫建設の株主優待を受けるのをを忘れずに
銀行
初期資金が多いので銀行からも多額を借りられます。のんびりプレイしてもクリアは可能ですが、早期クリアを目指すなら早々に借金して1年目から島全体に路線を引いた方が良さげ。借金が嫌なら3年目の株式公開を待とう
平地の節約
住宅用地を限界まで確保するなら『資材置き場を地上でなく地下につくる』『車庫は作らず車両は駅に夜間滞泊させる』『路線を地下に建設する』などの方法を取った方が良いですが、これらをせずともクリアはできます
1-2 実施した作業
西環状線建設
街の下見後に浮かんできた路線図は
『島全体に環状線を通し、中央の山間部に南北を結ぶ路線を引く』
『島の東西に環状線を一路線ずつ建設する』
いずれにせよ複線環状線を敷こうと考えてましたが、問題となる点が二箇所ありました
①一部の開発済地域では線路を引けそうなスペースが1マス分しかないので複線を引けない
②環状線を引くとなると、苗羽地域の北西の平地に線路を通しづらい
この理由で悩んでましたが以下の様にして解決
①単線での列車交換ダイヤを組むのは難しいので断念。一方通行の単線環状線として建設
②北西付近はラケット状に線路を敷き変型環状線としました
また初めは意図していませんでしたが、単線にすることで複線用地分の平地を節約することができました。利用率や建物密度も高いので一方通行の単線でも上記の様に3000~8000人の集客を見込めます
西路線だけで資金の半分以上がなくなりました。借金すれば東環状線の建設もできそうでしたが、駅ビルや列車利益でどの程度稼げるか不明だったので実施はせず
工業系の整備
資材生産場所の建設&売却益&工業比率上げを行う為、南岸地区と早苗駅付近の平地林を製油所や資材工場等を建てて工業団地で固めました
また土地売買も併用して行い、1年目は沿岸の駅市街地周辺の平地を買い占めました。駅周辺には住宅・商業・娯楽系が建ちやすいのですが、当マップは市街地と海が近いのでそれらに悪影響を与える工業系が隣接して建ってしまう恐れがありました。
ある程度工業比率が高まるまで湾岸の平地は自社用地とし、CPUの建設が出来ない様調整。結果工業団地付近に、CPUによる製油所Aや風力発電所の建設を上手いこと誘導することができました
唯一失敗したのは、貨物列車で資材を送る予定だったものの、初期車両に貨物列車が無かったため機関車の完成まで半年待つことになった点です
1-3 西環状線の駅一覧
初期に存在した地上駅は使いづらい配置だったので全撤去し、新たに高架路線を建設しました。地上の方が安上がりですし高架線路のメリットは大してありませんが、AGTっぽい雰囲気に見えるのと資金に余裕があったので軽い縛りみたいな感じで実施。要はただの遊びです
佐渡島がモデルということで、車両の配色は新潟地区を走るE129系を参考に。貨物列車も同地区を走るレッドサンダーをモデルにしました
駅ビル利益は勿論のこと列車利益もそこそこ出ます。画像は適当にプレイした際の値なので、突き詰めればもっと稼げそう
駅付近の画像は1・2年目で比較したかったのですが、撮り忘れたので1枚しかないです
早苗駅
先程線形で悩んでいたと語っていた平地に建てた駅で、ラケットの棒部分に該当する部分。住宅はありませんが製油所や資材工場の乗客需要がそこそこあるからか、1日3000人前後の利用客が発生してました。
車両基地も兼ねていますが一般的な末広がり構造にはせず、平地を節約する為に分岐を極力減らせる縦列停車にしました。夜間は駅と車庫に計4編成が夜間滞泊します。車庫を併設するため唯一地上構造
環状線との分岐地点までそこそこ距離があるので一部の営業列車は当駅ですれ違います
一度目は住宅地区として開発を進めるためにマンションDや公共施設を固めて建てていたものの、海水&線路によるマイナス査定が相当大きいからか稼働率は0~20%でした。そっち系では効果が見込めなかったため、二度目は画像の様に工業系で固めて比率調整&資材生産場としました。
貨物列車は夜だと夜間滞泊車両のせいで折り返せないので、昼間に旅客列車の合間を縫いくねくね折り返しながら当駅より資材を運びます
海芝浦駅の様な雰囲気が出ており、かつ平地の有効活用もできたので特に気に入ってる駅
苗羽駅
最初は山岳リゾートっぽい建物が多くみられましたが、開発で大分姿が変わりました。付近に最初から存在する資材工場Aは周辺の発展が進むと、生産数が減ったり稼働率ダウンで自然消滅するのであまり頼らない方が良い
越呉駅
後に東環状線との接続駅にする予定。山の谷間に存在し平地が少ないものの、南北に市街地があるので乗客はそこそこ発生
東環状線も一部先行して引いています。山の斜面に通すことで複線用地分を用意&費用削減
南護駅
北の市街地を抜けた先の駅。この周辺の建物のせいで複線化を断念することになりました。海岸が近いので初期比率のままだとここら辺に製油所が自然発生します
南岸駅
開始時から土地が買収されていたり相乗効果を受けやすい場所なので、特に売却益で儲けやすい土地。駅ビルを併設して高層マンション等を建てれば売却益は50億近くにまで伸びます
岸辺駅
ここと羽浦駅は後から建設しました。集客は南岸駅付近から流れているのか、外観よりは多め
羽浦駅
駅北側が6の字の棒部分になっており、ここで上下が合流します。元々多少集落があったものの海水のマイナス効果が大きいのか、4000人程度乗客がいるものの建つのは一軒家ばかり
1-4 その他
・今回作った路線の様な要素を備えたAGTは以下の通り
一方通行:ポートライナー支線
路線終端部がラケット状になっている路線:ユーカリが丘線、ニューシャトル大宮駅
当路線の様に路線全体が一方通行で単線のラケット状になっている路線は日本には多分無いです
・路線没案として複線スペースが無い個所は『勾配バグを使い高架下の橋脚を消し、二層構造の複線にする』なんてのも考えてました
・単線環状線は実在路線っぽくないので自分は普段使うのを控えてましたが、当シナリオは孤島なのに発展しきってたりと存在自体がリアリティ薄くゲームチックだったので、そっち方面に振り切り変わった配線の路線を敷くことに決めました
次の記事では株式公開後の姿と東環状線の駅、クリア時の様子をお届けします